コラム~第85回「台湾訪問記」
2026.3.5
令和8年2月4日から2月7日までに台湾を訪問した。毎年、恒例となっている日華友好会の旅行である。
中央大学には戦前から台湾の青年が留学生として来学し、そのOBが台湾各地にいる。
日華友好会は、1999年(平成11年)3月14日に、台北市で挙行された中央大学特別卒業証書贈呈式(俗に言う「幻の卒業式」)以来、「これを幻に終わらせずに何か形に残したい、そして台湾との友好を深めたい」との目的で設立された。
それから毎年、台湾側の希望を受けとめ日華交流会を開催している。その活動記念のために、米国ワシントン州ポーツマスの桜の木に倣い、台湾にも記念活動として桜の木を、台湾の大学を中心に各所に毎年日本の桜を植え続けている。
特に、台北の蒋介石が祭られている中山記念堂公園の桜が有名であり、今でもその一角に、大きく育った桜と、海部元首相揮毫による「友好の桜」の文字と共に、中央大学の名前が刻まれた石碑がある。併せて、東日本大震災の際に多大な義援金で日本を支援していただいている。
最近では、台湾各大学の植樹は一巡し、その桜の木の確認を兼ねて毎年台湾各大学と交流を図っている。
今年は、台湾メディア技術の中心となる世新大学を見学した。台湾のメディア技術の進歩も日本と同水準にあり、目を見張るものがあると感心した。
また、中国本土に近い馬祖の島を見学し、最近の中国との関係についてお話を聞いた。台湾的には、緊張感があるが、中国共産党との関係は離れず近づかずの距離感をもって対応したいとのことであった。台湾は親日的であり、日本も大事にしたい国である。
