コラム~第8回「日中韓のビジネス感覚」
2022.8.4
ジアに進出している日系企業を20年以上訪問して実感することは、日中韓のビジネス感覚の違いが目に付く。日本人は技術にプライドを持っており、営業のことは二の次である。いわゆる職人肌であり、アジアにおいては、日本の技術に対しては真似ができないとして威張っており頭を下げて営業することはしない。その結果、韓国、中国に技術を金で買われ、追いつき、追い越されたしまった。中国では、人口が多いことから安い人件費で世界の工場として日本の技術を使い日本を凌駕した。しかし、基本的な技術は、日本人に頼っているのが現状であり、共産党の贅沢な助成金、補助金で技術の内製化を図っているが自己中心的な性格でアメリカに嫌われ、今後の発展は難しくなってきている。韓国人は、日本から技術を盗み、国上げての特化した企業を中心に発展しており、営業が得意であるが、技術力がなく他の国との協調性に欠ける。アジアで日中韓のビジネス感覚を聞いてみると、中国人は金持ちであるが、条件に厳しくケチといわれており、韓国人は責任感がなく信用できないといわれており、日本人は世界で一番愛想がよく騙しやすいといわれている。もう少し、日本人は相手を信用せずに損得のビジネスに励むことが必要である。