コラム~第58回「特殊詐欺」
2025.1.20
コラム第58回
テーマ:「特殊詐欺」
最近、新宿行政書士会の研修に参加した。今回は、新宿警察署との「特殊詐欺の現状と暴力団との関係」がテーマである。
現在、新聞等のマスコミで問題となっている特殊詐欺がある。
その内容は、「オレオレ詐欺」「預貯金詐欺」「架空請求詐欺」「有償債権詐欺」「還付金詐欺」「ギャンブル詐欺」
「交際斡旋詐欺」「ロマンス詐欺」「SNS詐欺」「著名人投資詐欺」等がある。
さらに、闇バイトとして複数人による強盗事件がある。
基本は、20代前後の若者か高齢者が狙われることとなっている。
この背景には、SNS等のインターネットの普及が影響している。
警察でも、インターネットの取り扱いが慣れていなく、その規制が遅れ、対応についていたちごっこになっているようだ。
私などの昭和生まれの人間にとっては、頭が痛いのが現状である。
中国人に聞いてみたが、中国では、共産党一党の政府であり、GDPが日本の4倍程度と国力があり、個人情報保護等の規制はなく、
通信網も共産党の助成により、採算性は度外視して全国に工事を行っており、スピード感が日本より10年先を行っているようだ。
また、詐欺等の事件については、個人管理が厳しく、そのような犯罪を犯して死刑等になり自分の人生を終わりにすることはしないようである。
政府の政策に対して、その政策をいかにかいくぐって儲けるかとのことである。何ともたくましい民族である。