活動報告

コラム~第26回「日中韓の高齢化と少子化問題」

2023.3.13

韓国では、2022年の人口動態調査によると女性が子供を生涯に産む合計特殊出生率は0.78(日本は1.30、中国は1.35)となり、アジアで一番低い数字となっている。また、高齢化率も17.5%(日本は28.4、中国は11.4)と高齢化率も高くなってきている。そうすると今後韓国人は少子化とともに高齢化が進み、国としての成長率が危うくなり、反日政策ところではなくなり、中国や日本に頼らなくなるであろう。一方、中国においても、

少子高齢化が進み、今までのように人口ボーナスによるGDPを維持できなくなり、生産率が低くなり、経済成長に陰りがでてくるであろう。今後は、宇宙進出や一帯一路政策に支障が出てくるようになる。そうすると、今後アジアでは、日本がリーダーシップをとることとなるはずであり、アジアのリーダーとならなければならない。そこでは、韓国、中国の将来性を考えた日本の国家戦略が必要となる。選挙頼みの自民党の政策や人の上げ足を取る野党では心もとない。アジアの国家戦略を踏まえた長期的視野に長けた政治家か必要となる時期に来ているのではないか。現在、期待できる政治家がいないのが残念である。


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