活動報告

コラム~第30回「鵜野和夫壇ノ浦税金合戦」

2023.6.7

鵜野和夫先生が令和5年3月25日に亡くなくなりました。鵜野和夫先生とは、日税不動産鑑定士会(税理士・不動産鑑定士の勉強会、「継続地代の実態調べ」を3年毎に発表している。)で40年以上のお付き合いがあり、いろいろ勉強させていただきました。

先生は、中堅ゼネコン出身の税理士・不動産鑑定士であり、不動産の現場を知り尽くし、税務、不動産鑑定に明るい人で、その発表する書籍については、不動産関係者に人気があり、特に「不動産の評価、権利調整と税務」(清文社)は不動産コンサルの現場ではバイブルとされ、現在でも活用されています。

また、お酒、たばこが好きで、日税不動産鑑定士会では毎月勉強会があり、その終了した後、必ず酒席の懇親会があり、よく遅くまでお付き合いしました。執筆については、税金関係、不動産評価等と100冊以上著作しており、私も時々共著のお手伝いをさせていただきました。執筆の中で思い出深いものは、平成2年発刊の「壇ノ浦税金合戦」(清文社)です。この本は、先生が昭和53年以降執筆した雑文をまとめて限定出版したものであり、先生の豊富な知識と洒落た文章となっており、先生が一番気に入った本と言っていました。そこで、私のホームページにアップしましたので、仕事で頭が疲れたときに一度、お読みすることをお勧めしたい。(https:shimozaki.jp)

ご生前のご厚情に深く感謝しまして、先生のご功績を偲んで、ご冥福をお祈り申し上げます。

鵜野和夫のホームページ (biglobe.ne.jp)

 


一覧へ戻る